わたしたちの日常生活に欠かせないアイテムの1つになったマスク。どこに出かけるのにも必ず着けなければいけなくなったことで、これまで多様性がなかったマスクにも、さまざまな色・形が登場しています。
韓国好きの間で「推したちが着けているマスク」として話題になった通称KF94マスクも、日本ではメジャーな形ではありませんでしたが、最近では街中でもつけている人が増えてきましたね。
そこで今回は、マスクの種類で変わる顔の見え方、特にどのマスクが小顔に見せることができるのか、メイク崩れしにくいマスクはどれなのかについて、韓国の芸能人たちの実際の着用写真を見ていきましょう。
3D立体型/柳葉型(通称KF94)
どういう形のマスク?
韓国好きを中心に有名なマスクの形の1つ、KF94マスク。正確には3D立体型マスクや柳葉型、3面立体マスクという呼び方だそうです。
KF94というのは、韓国におけるマスクの性能の基準を表す単語で、数字の部分の値が大きくなると、遮断率が高くなることを示しています。
このタイプのマスクは、韓国では新型コロナウイルスが流行する前から一般的なマスクの形の1つとして販売されていました。
日本でもこの形のマスクの知名度が上がり始めた時に、この形を正確に指す表現があまり浸透していなかったため、マスクの性能の基準を示すKF94という単語が、マスクの形の名称として使われるようになったようです。
この記事では、一般的に使用されているKF94という名称を、上の写真のような形をしたマスクのことを指す名称として使います。
顔の見え方
KF94マスクは、着けた時に横に2本線が出てくるタイプです。顔を覆い隠すように横の線が入るため、実際よりも顔の横の長さ、特にマスクに隠れている頬やエラの部分が横に広がっているように見えてしまいます。
一方で、顔の縦の長さが気になる面長さんは、このタイプのマスクをつけることで横の長さが強調されるため、面長に見えるのを軽減することができます。
すでにKF94マスクを持っていて、少しでも横に広く見えるのを抑えたい人は、鼻の部分に入っているワイヤーをしっかりと鼻の形に沿うように折り曲げたり、マスク全体を軽く縦に折り曲げて縦の線を作ってあげるなどの方法が効果的だそうです。
メイクとの相性
KF94マスクのいいポイントはメイク崩れに強いというところ。
ほかに紹介する2種類に比べてマスクが顔に当たる面積が少ない&触れる面が顔の外側ということで、目立つ部分のメイク崩れは少なく抑えることができます。
また、マスクが口先に当たりにくい構造のため、リップかマスクに付いて落ちてしまうということも少ないようです。
立体型/くちばし型
どういう形のマスク?
縦にプリーツが入っているタイプのマスク。最近、韓国芸能人やK-POPアイドルの間ではこちらのタイプのマスクをつけている人も多いようです。くちばし型というのは、韓国で一般的な呼び方(부리형)で、日本でも少しずつ使われ始めている表現のようです。
顔の見え方
つけることで、顔の中心に縦に線が入るため、顔全体を立体的に見せることができるタイプのマスクです。
顔に立体感を作ってくれるため、顔の彫りがあまりないのがコンプレックスだったり、鼻を少しでも高く見せたいという人にオススメの形だそうです。
また、先ほど紹介したKF94マスクは顎のラインをスッポリと覆うような形だったのに対し、このタイプのマスクは顎のラインに沿って、少し顔の内側にラインが入るような形をしています。そのため、マスクをしていても顎周りをすっきりと見せることができます。
この2つのポイント(①顔の中心に縦のラインができる、②顎のラインがすっきり見える)から、今回ご紹介する3タイプのマスクの中では、この立体型マスクが一番顔の形をキレイに見せることができます。
メイクとの相性
顎のラインに沿った形のマスクなので、マスクと顔の表面が触れる面積は、KF94に比べて広くなります。ファンデーションなどベースメイクは絶対に崩したくないという人はKF94の方がオススメかもしれません。
リップメイクは、縦にプリーツが入っているため、口元に直接マスクに当たることも少ないく、消えてしまうといことはあまりないようです。
プリーツ型
どういう形のマスク?
日本で一般的に見られるタイプのマスクです。横にプリーツが入っていて、縦に広げて使う形です。
顔の見え方
KF94と同じように、着けた時に横に線が入るため、顔の横の長さが強調されて見えます。
ですが、鼻部分のワイヤーをしっかりと顔の形に合わせて折り曲げたり、マスク全体を縦に半分軽く折り曲げて縦のラインを作ってあげることで、横に広く見える効果を軽減させることができます。
メイクとの相性
プリーツ型は縦に広げた後、鼻の高い位置と顎先にマスクを引っ掛けて使うマスクです。そのため、マスクが顔に触れる面積がほかの2種類のマスクに比べてとても広くなってしまいます。
普段、多くの人がメイクをする部分の広い範囲でマスクが触れてしまうため、メイク崩れを重要視する人は満足できないかもしれません。
まとめ
今回は顔の見え方とメイクとの相性を中心に
- KF94型
- 立体型
- プリーツ型
の3つのタイプのマスクの比べてみました。
それぞれどういう人にオススメかをまとめると
- メイクが崩れないのが大事&面長が気になる→KF94型
- メイク崩れはある程度気にしない&顔の形をキレイに見せたい→立体型
- メイク崩れは気にしない/メイクをしない&手軽に使いたい→プリーツ型
それぞれのタイプをご紹介する時に、デメリットを補うような使い方をご紹介しましたが、あくまでマスクの正しい使い方を守った上で使用してください。
マスクは鼻と口をしっかりと覆い、顔とマスクの隙間をできるだけ少なくするような付け方をしましょう。
OdiOdiのSNSではくまさん🐻。独学で韓国語を勉強し、大学進学後、周りに外国人学生が多い環境を生かし英語や韓国語の実力を磨く。大学在学中に韓国の有名大学に1年間、交換留学生として留学。「根っからのオタク気質」を生かしたサーチ力と情報力の多さが長所。パーソナルカラーは「ブルーベース冬(ブルベ冬)」。パーソナルカラーを知ったことを機に、さまざまなイメージコンサルティングに興味を持っている。