韓国の女優やK-POPアイドルといえば、ハリのある透き通るような美肌を持っている人が多いイメージがありませんか? 生まれ持った肌質や体質の問題もありますが、芸能人たちは美容皮膚科に通ってその美肌を維持していることが多いです。そんな芸能人たちが高確率で受けているという施術を、数々の芸能人の肌を担当してきた医師 ソ・ヒウォン院長が教えてくれました。
芸能人という職業上、施術に際して求められる条件は以下の2つだそう。一般人にも好条件です。
- ダウンタイム(施術後、回復までにかかる時間)が短いこと
- 早く可視的な効果を得られること
早速施術の紹介に入ります。
スキンブースター
肌に直接栄養を与えることで肌の機能を促進 / ブーストアップさせる施術です。以下が代表的なスキンブースターです。
シャネル注射(샤넬주사)
※正式名称:フィロルガNCTF135HAを使った注射 日本では「フィロルガ注射」と呼ばれていることもある
→スキンブースターの元祖とも言われ、最も芸能人がよく受ける。ヒアルロン酸+53種(ビタミン等)の成分が配合されているため、他のスキンブースターよりも多様な効果を得られるのが人気の理由
合う肌タイプ
シミや色素沈着で肌トーンが全体的に暗くなっている人、肌トーンを明るくしたい人
リジュラン(리쥬란)
→肌の再生を促す効果が抜群!補薬効果あり
合う肌タイプ
乾燥肌、肌トラブルが多い、赤ら顔、肌の弾力低下に悩む人
エクソソーム(엑소좀)
合う肌タイプ
皮膚トラブル、毛穴、赤み、アトピーに悩む人
・赤ちゃん注射(아기주사)
個人の肌の状態によって合う注射は様々。皮膚科の先生と相談しながら選ぶのがベストです。
リフティングレーザー
たるみやしわを改善し、フェイスラインをすっきりさせる効果があるレーザー。「シュリンク」や「ウルセラ」といった名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。これらはレーザー機器の名称です。中でも最近韓国芸能人の間で人気なのは以下のレーザーだとか。
・インモード
最近もっともホットなレーザー機器。高周波リフティングレーザーで、顔の脂肪を燃焼させながらリフティングしてくれるのが長所。短所は施術後に赤みやあざができる可能性があること。
顔の脂肪が少なく、皮膚が薄い芸能人は
等の高周波レーザーを選択することが多いそうです。
糸リフト
糸リフトとは、肌の皮下層に溶ける糸(時間が経つと体内に吸収される糸)を注入して肌を引き上げるリフティング施術。局所麻酔を使って行われる、レーザーリフトよりも少し大がかりだが即効性が抜群のリフティング。
あざや腫れが生じることがあり、多少のダウンタイムが必要になるため、芸能人たちは仕事のない空白期や重要な作品の撮影に入る前に受けるそうです。ダウンタイムが最大限に少なくなる糸も存在するそう。それは、「シルエットソフト(실루엣 소프트)」。痛みや施術後の違和感が少なく、持続期間も長いそうです。
脂肪分解(溶解)注射
その名の通り、脂肪を分解する成分を注射して脂肪を減らす注射です。病院によって成分や名前が異なり、効果も千差万別なため、「効果がなかった」と感じる人も多い施術ですが、ソ院長がおすすめするのは「消滅フィット(소멸핏)注射」。芸能人が選んだ施術TOP4に入るほどの人気注射だそうです。
脂肪分解注射と呼ばれる注射には、ステロイド成分が含まれていることがあり、副作用等を心配する人が多いです。しかし消滅フィット注射にはステロイド成分は入っておらず、フェイスラインや体、二重手術後の「ハム目」の脂肪まで体全体の脂肪にアプローチ可能だそうです。翌日には腫れも収まります。
LDM
高密度超音波治療の名称で、「肌管理」用です。肌を健康に保つのを助けてくれます。忙しいスケジュールで生活リズムが狂い、睡眠時間も栄養も足りていないため、肌の再生速度が非常に悪くなっている芸能人たちの救世主がこのLDM。中でも最新バージョンの「LDMトリプルゴールド」をソ院長はおすすめしています。
もちろんダウンタイムはなく、妊婦さんでも使えるほど安全だそうです。
以上、韓国芸能人たちが美容皮膚科で実際に受けている施術TOP5でした。日本の美容クリニックにも導入されているものがほとんどなので、韓国アイドルや女優のような美肌を目指してチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
韓国の美容皮膚科だとかなりの安価で施術を受けることも可能なので、韓国に行く機会がある人は現地での施術にチャレンジするのもおすすめです。
・トール
・オリジオ
・コレージ(無痛レーザー)
・スキンオーラ