アイメイクの要とも言えるまつ毛メイク。ビューラーでまつ毛をがっつり上げてマスカラで長さとボリュームを出すとデカ目効果! というイメージが強いですよね。しかし、「私がまつ毛メイクをすると何か違和感がある..」「むしろ目が小さく見える気がする..」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。
実はそれにはちゃんとした理由があります。派手なアイメイクをするのが一般的なK-POP歌手や女優にも、華やかなまつ毛メイクが似合わない人も存在するんです。本記事では、韓国のスタイルコンサルタントRareleeが解説してくれた、華やかなまつ毛メイク(ビューラー、マスカラ)が似合わない人の特徴と、そんな人におすすめのメイクのコツを紹介します。
マスカラが似合わないタイプ
マスカラが似合わない目の特徴
- 二重幅が狭い、一重
- 上まぶたが厚い / 肉が多い
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目元に立体感がなく、平面的
これらの特徴が当てはまる人は、まつ毛を少し強調しただけでも、過度に見えたり、不自然に見えてしまうことが多いです。よって、マスカラがあまり似合わないのです。
上まぶたに陰影感や線がないのに、まつ毛だけがバサバサと生えていると、マスカラの本来の目的であるボリューム感やまつ毛をくっきり見せる効果よりも、人工的で不自然な印象の方が先に目に入ってきてしまいます。
逆に、西洋人のように鼻や額に比べまぶたがぐっと奥に入っていて(彫りが深い)、二重ラインも広い立体的な目元の人は、まつ毛を派手にしても浮くことはなく、よく馴染みます。
マスカラが似合わない人のまつ毛メイクのコツ
以上のタイプに当てはまる人も、マスカラをしてはいけないわけではありません。以下のポイントを押さえると、マスカラの不自然さをかなり緩和することができます。
- ビューラーをする時、カール感を抑える
※目尻だけ長めにカールするのもおすすめ! - アイシャドウでまぶたに陰影をつける
→まつ毛だけが目立つのを防ぐ
また、メイクアップに必ずマスカラが必要なわけではありません。チークやカラーリップも同じく、自分に必要なメイクのみするだけでも十分です。フルメイクが当たり前な印象がありますが、アイブロウとリップ、チークだけでも十分華やかでかわいらしい印象を与えることも可能です。自分には必要のないメイクをやめることも、垢抜けの秘訣の一つです。
ビューラーが似合わないタイプ
ビューラーは、まつ毛を上げることでその存在を目立たせる効果があります。よって、上で紹介したマスカラが似合わないタイプの人には、ビューラーでがっつりまつ毛を上げることはあまりおすすめできないのですが、上で紹介したタイプ以外にも、ビューラーが似合わないタイプが存在します。
目と眉の間が狭い人
目と眉の間の狭い空間にビューラーでがっつり上げたまつ毛がバサバサと入ってしまうと、閉塞感のある目元になってしまいます。
しかし、この場合は眉毛の印象を薄め、アイシャドウも薄くし、目と眉の幅の狭さを緩和することで、ビューラーや長めのつけまつ毛を似合わせることができます。
目が縦に長い人
目の横幅よりも縦幅の方が目立つ目(画像参照)の場合、ビューラーが似合わない場合が多いです。というのも、こういった形の目の場合は、アイラインを少し長めに引く等横幅を補完するメイクが必要ですが、それもなしにビューラーのみしてしまうと、元から長い縦幅だけがさらに強調されてしまい、違和感が生じることがあるためです。
横幅を補完するアイメイクと併用することで、ビューラーや長いつけまつ毛等を似合わせることができます。
ナチュラル、清純なイメージの人
代表例が、歌手のIU。IUは、上まぶたの肉が多いわけでも、二重幅が特別狭いわけでもないですが、普段のメイクを見るとビューラーをするときは根元から上げず、まつ毛の先だけにJカール程度の軽いカール感をつけていることが多いです。
その理由は、彼女がピュアでナチュラルなイメージを持っているためです。がっつりまつ毛を上げても似合わないことは決してなく、イメージが変わるだけですが、彼女がまつ毛をがっつり上げるのは、MVやドラマ等で派手な印象を与えたい時だけ。生まれ持った自身のイメージを活かすために、ビューラーをあまり使用しないという手法もあるのです。
以上、派手なまつ毛メイクが似合わない人の特徴と、似合わせるためのコツを紹介しました。メイクアップに、「必須」はありません。自分の顔の特徴をしっかりと理解して、時にはポイントメイクを「しない」選択をしてみるのも一つの手かもしれません。