LE SSERAFIMとしてのデビューに際して、歴代級のイメチェンをしたキム・チェウォン。IZ*ONE時代のラブリーなイメージから180度イメージを変え、バッサリ髪をカットしてタッセルカット(切りっぱなしボブ)の暗髪タンバルモリ(短い髪のこと。一般的にボブスタイルを指す)でクールに、洗練された雰囲気をまとって登場した彼女に、大衆の注目が殺到しました。「自分の知ってるチェウォンじゃない」と、その大きな変化に驚く声も相次ぎました。
IZ*ONE時代とはかけ離れたスタイリングではありますが、誰もが納得するほど似合っており、垢抜けていますよね。チェウォン自身もこのイメチェンに大満足しているそうです。
そんなチェウォンがここまでタンバルモリが似合う理由と、彼女のイメチェンに隠されたポイントについて、韓国のスタイルコンサルタント 셜록뷰티(シャーロックビューティー)が解説しました。その理由は、彼女の顔立ちと、それに合わせたスタイリングにあるといいます。チェウォンと同じ特徴を持つ人、意外に多そうです。以下で早速チェックしていきましょう。
チェウォンの顔分析
チェウォンは、輪郭ラインが滑らかな曲線で、ほほがふっくらしている丸顔です。頬骨やあご部分が角ばっていることもなく、どの角度から見ても丸みのある典型的な丸顔と言えるでしょう。
顔の比率を見てみると、上から1:0.86:0.85と、おでこ部分(上顔部)が最も広い面積を占めており、中顔面や口元が狭くなっています。
このタイプの顔は、赤ちゃんと最も近い顔立ちであり、幼いイメージやかわいらしいイメージを強く感じられます。同じタイプの顔として、Girl’s Day出身ヘリや女優ウォン・ジナが挙げられます。
このタイプの顔立ちの人が一般的なスタイリングをすると、自然と童顔のイメージ、ぱっとしないイメージになりがちです。特にチェウォンは、顔のパーツも丸みを帯びており、小鼻が張っていて鼻の横幅も少し広めなので、丸顔、童顔のイメージがより強くなります。
この特徴は、IZ*ONE時代に最もよく活かされていたと言えるでしょう。グループのコンセプトと、ラブリーな彼女の顔立ちは相性抜群。その幼さを前面に出したスタイリングを常に維持していました。
しかし、この顔立ちの場合、実際より顔が腫れぼったく、のっぺりして見えやすいため、ぱっと目を引きにくいです。写真より実物の方がきれいだと言われやすいタイプです。
そんな彼女が一気にスタイリッシュで洗練されたイメージに変わった大きな理由のひとつが、タンバルモリにしたことです。以下で、彼女の髪型の変化に隠されたポイントについて解説します。
チェウォンのイメチェンに隠されたポイント
小鼻縮小ヘア
一般的に、丸顔の場合はその輪郭を覆うようなサイドの髪を作り、顔の縦のラインを強調させることで丸みをカバーすることが多いです。
しかし、チェウォンのように鼻に特徴がある人の場合はむしろ逆。あえて顔の横幅を全て露出させるスタイリングをしています。それこそが、彼女の垢抜けの秘訣だとか。
というのも、鼻に特徴がある人の場合、サイドの髪を作って顔の横幅を狭めると、相対的に鼻が強調され、さらに鼻が大きく見えてしまうのです。
あえて顔の横幅をオープンにすることで、小鼻が小さく見え、シュッとした鼻を演出することができます。
また、「ANTIFRAGILE」活動時には、髪の内側だけを脱色し、インナーカラーを入れたヘアスタイルにしていましたが、これも顔の横幅を強調させるのに効果的な髪型です。
前髪
イメチェンするにあたって、前髪を量の多いフルバングにしたチェウォン。のっぺりした顔立ちに見えてしまいがちな彼女に、前髪のボリュームが与えられたことによって、顔に立体感が生まれました。
髪の長さ
先ほどの顔分析の通り、チェウォンは顔の上部が長く、下部は短いタイプの顔です。こういったタイプの場合、他の顔タイプに比べて顔のパーツが全体的に下側に寄っている傾向があります。
髪を短く切ってタンバルモリに仕上げることで、ロングヘアの時よりも視線が上に引き上げられ、顔のバランスに安定感が生まれます。ロングヘアが似合わないわけではありませんが、タンバルにすることでパッと目を引く洗練したイメージを得ることができるのです。
チェウォンの場合、丸みのある輪郭とは対照的に体のラインがシャープなため、髪を切ったことで美しい肩や首のラインが露出され、全体的なイメージにエッジが効き、さらに魅力的に見えるようになりました。
チェウォンがタンバルモリが似合う理由(まとめ)
以上をまとめると、チェウォンがタンバルモリが似合う理由は
- 丸顔
- 顔の上部(眉より上)が長く、中顔面、下顔部が短い
- 団子鼻
の3つのポイントにまとめられます。
また、小鼻が張っている場合は、前髪の幅を広めに作るか、髪を耳にかけることで顔の横幅を強調させることを忘れずに。顔ののっぺり感が気になる人は、フルバングで前髪をボリューミーにすることで、さらに洗練されたイメージを演出することができます。
これらの特徴に当てはまる人は、チェウォンのような切りっぱなしのタンバルモリ(タッセルカット)でさらに垢抜けられるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。