かわいくなろうとお金と時間をかけて髪を染めたのに、何だか顔色が悪く見えたり、浮いて見えたり、老けて見えたりした経験がある人、いらっしゃるのではないでしょうか。実はそれ、パーソナルカラーと相性のよくない色を入れたせいかもしれません。
パーソナルカラーが全てではありませんが、パーソナルカラーに合った色を身に着けると、肌のトーンが明るく見え透明感のあるイメージを演出することができたり、若々しく健康的に見えたりと、メリットがかなり多いです。逆に、パーソナルカラーに合わない髪色をしてしまうと、これとは逆のことが起こってしまいます。
本記事では、韓国の美容系YouTuber무지개요정우리と뷰티풀미の動画を参考に、ブルベ(ブルーベース)の人が避けた方がよいヘアカラーについて紹介します。
ブルーベースの人が避けるべきヘアカラー
ブルーベースの人がヘアカラー選びを失敗すると、顔色が黒っぽく見えたり、黄色く見えたり、暑苦しい印象になったり、せっかくしたメイクが飛んで見えてしまうことがあります。
そんな切ない事態を巻き起こす色は、赤~オレンジの間の暖色(以下のカラーチャート参考)。紅色、朱色、橙色等の黄味がある色が挙げられます。ブルーベースの中にも夏タイプと冬タイプがありますが、その両方が共通して避けるべきは、これらの色が入った髪色です。
具体的には、マット(黄味系)、ゴールド、オレンジ、カッパー、レッドオレンジ等が挙げられます。
少女時代 テヨンのヘアカラーを見てみると、その差は歴然。オレンジ系のヘアカラーをしたテヨンですが、メイクやカラコンまでオレンジヘアに合わせてフルセッティングをしており、明るい照明が当たっているにもかかわらず、顔色が妙に黄色く見えてしまっています。本来自分が持っている肌の色は、メイクでは完全にカバーすることができないのです。
また、以下の写真も、オレンジ系のブラウンの髪色が顔色を黄色く、肌トーンを暗く見せてしまっています。
一方で、黄味を最大限抜いたブロンドヘアをしたテヨンはどうでしょう。肌がかなり明るく見え、くすみや黄味もありませんよね。ハイトーンの青髪をしたテヨンも、もちろん顔色がかなり明るく、透明感があふれているように見えます。
このように、赤~オレンジの間の暖色が入っていないクールトーンのヘアカラーをすると、本来持っている肌の色の美しさが際立ち、きれいに見えるのです。
先ほど、ブルーベースの中でも夏タイプと冬タイプがあると述べました。赤~オレンジの黄味の強い色を避けることは大前提として、それぞれのタイプがヘアカラーをする時の注意点についても軽く説明します。
ブルべ冬のヘアカラーのポイント
ブルべ冬のもっとも特徴的な点として、漆黒の黒髪がよく似合うことが挙げられます。「対比」の強い色を選ぶことが、ブルべ冬のヘアカラーのポイントです。
「対比」というのは、ブラックとホワイトの間にある色の差のこと。対比感が強い色というのは、真っ黒や真っ白といった極端な色のことです。ヘアカラーのカラーチャートで言うと、1~5レベルと、19~20レベルが「対比の強い色」になります。美容室に行くときは、このレベルを美容師さんに伝えると大きな失敗なく髪を染めることができるでしょう。
ブルベ夏のヘアカラーのポイント
ブルベ夏の場合は、冬タイプとは反対に「対比」が強いはっきりした色は似合いません。対比がはっきりするほど、カツラを被っているような違和感が生まれやすいです。
カラーチャートで言うと、6~18レベルのソフトなヘアカラーであれば、大きく失敗することはないでしょう。
具体的なベストヘアカラーや髪型は、以下の記事で紹介しています。
以上、ブルーベースの人が避けるべきヘアカラーについてご紹介しました。ぜひ参考にして、自身の生まれ持った美しさを最大限生かす髪色を見つけてみてくださいね。
パーソナルカラーとは生まれ持った肌や目、髪色を参考に、その人に似合う色のこと。パーソナルカラー診断ではまず、青みがかった色が似合う「ブルーベース(ブルベ)」と黄味がかった色が似合う「イエローベース(イエベ)」の2つのタイプに大きく分類され、さらに似合う色の明度・彩度・濁り具合を見ることで、そこから数種類に診断結果が分かれていきます。「ブルべ夏」であれば、やや低明度・低彩度・くすんだ寒色が似合うということになります。