昨年11月から、日本でもおなじみの有名韓国コスメブランド・ETUDEのミューズを務めているLE SSERAFIM カズハ。その清純ビューティーなビジュアルを活かして、ETUDEのコスメの魅力を伝えています。
そんな彼女が4月発売の新製品のファボで施されているメイクのポイントを、担当メイクさんが直接解説してくれました。なんと、動画に登場するメイクモデルはカズハ本人。ファボ撮影直前に撮った貴重なメイクアップ動画です。(本記事の最後にURLがあります)
ピンクトーンで統一された、かわいらしくもどこか高級感も感じられるメイクは、ブルーベースのカズハにぴったり。奥二重の人やカズハのようにさっぱりした顔立ちの人にもよく似合うメイクです。
ちなみに、使用するコスメはもちろんETUDEのみ。日本でも手に入れやすいプチプラアイテムがたくさん登場するので、ぜひ真似してみてください。
カズハのメイクを担当したのは、ヘアメイクサロンOuiOui Atelier(ウィウィアトリエ)の代表を務めるソオク先生。少女時代のテヨンやユナ、IVE、IZ*ONE(チェヨン、イェナ、ウンビ、ウォニョン、ミンジュ)などのメイクを担当する、有名メイクアップアーティストです。現在は本業の他に、YouTuberとしても活躍しており、自身のチャンネル옥뷰티 OK Beautyに韓国芸能人のメイクアップに関する動画をたくさんアップしています。
カズハメイクの手順(ベースメイクは省略)
シェーディング
TIPベースメイクの後、まずシェーディングを入れる
カラーメイクに入る前に、顔のパーツの輪郭を整えておくのがソオク先生のメイクのポイント。ナチュラルなのに盛れるメイクが、ソオク先生のメイクの大きな特徴。そのカギとなるのが、このシェーディングです。
使用製品は、韓国のメイクさんたちの間でも熱い支持を得ている「陰シェーディング」。
<輪郭>
薄いカラーを輪郭の外側に入れた後、濃いカラーをあご下等、特にすっきり見せたい部分に重ねます。
<眉>
薄いカラーを2、濃いカラーを1の比率でミックスし、眉骨に沿って眉にシェーディングパウダーを軽くのせます。眉骨に影を与えることで、顔の立体感が際立つようになります。
<鼻>
1:1の比率でミックスし、鼻先と小鼻に自然な影になるようふんわりのせます。
<頬骨>
頬骨に沿って斜線状にシェーディングを軽くのせ、頬骨の張りをスッキリさせます。
アイブロウ
アイブロウは複数のカラーをミックスしながら描く
アイブロウペンシルには、どんな髪色にも合うように多様なカラー展開が準備されていますが、それだけでは表現しきれない繊細な色を作り出すため、ソオク先生は何種類かのカラーをミックスしながら眉毛を描いていきます。
使用製品:ザ リアルアイブロウ オートペンシル グレー、グレーブラウン
まずグレーブラウンでベースを軽くなぞり、その後グレーで毛流れを描いていくことで、自然な眉毛が完成します。
アイメイク
TIPアイシャドウはまずスキントーンに近いベースカラーを広く敷く
使用製品:プレイトーンアイパレット ブラッシュローズの丸いカラー
最初にスキントーンを広く敷いておくことで、初めて使うアイシャドウもうまく肌になじみ、簡単に使うことができます。
◎メインカラーのベースを塗る
使用製品:プレイカラー アイシャドウ クールバレリーナ
※2023年4月21日10時~発売開始
◎モーヴスワンとチュチュスカート(画像参照)をミックスし、スキントーンより狭く重ねる
◎ピンクトウシューズ(画像参照)で、スキントーンとメインカラーの境界をぼかす
◎チュチュスカートとピンクトウシューズ(画像参照)をミックスし、下まぶたに広く塗る
🌟特に目尻側に広く塗り、シャドウとチークが軽く重なってグラデーションになるようにするのがポイントです。
◎モーヴスワンを三角ゾーンと二重幅、下まつ毛の隙間(軽くタッチする程度)に塗り、目に深みを与える
🌟三角ゾーンだからといってブラウンにこだわらず、トーンダウンした系統色(今回で言うとピンク)をのせることで、自然な陰影感を演出できます。
◎エンジェルビーム(グリッター)を指に取り、アイホールに薄く広げる
🌟グリッターは手で軽く押さえながら塗ることで、密着力がアップします。
◎エンジェルビームをブラシを使って涙袋にのせる
🌟黒目の下部分にだけ、軽くのせます。
◎ビューラーでまつ毛を上げる
TIPアイラインはアイシャドウで描く
→ダークフィナーレでまつ毛の間を軽く埋めた後、シャドウで目尻のアイラインを描きます。影のようなアイラインが、自然に目の横幅を広げてくれます。
◎プレイジゼルを三角ゾーンに軽く重ね、切開ラインを軽くなぞる
◎エンジェルビーム(グリッター)を目頭に軽くのせる
◎シェーディングとプレイジゼルをミックスし、涙袋の影を描く
TIPマスカラは2回に分けて塗る
→1回軽く塗って、乾いてから足りない部分に2層目を重ねることで、人形のまつ毛のような1本1本が際立ったまつ毛になります。2層塗ったら、乾く前にツイーザーを使ってまつ毛の方向を調整、束になっている部分は解きます。カールの持ちもよくなります。
チーク
使用製品:ハートポップブラッシュ スクイーズベリー
頬骨に沿って、目尻の下あたりから斜線状にチークを入れる。
🌟あまり細いラインで斜線に入れすぎると、強いイメージになってしまうため、頬骨を包み込むように広げながら入れていきます。
🌟目尻のアイシャドウに若干被るようにのせるのがポイント。
あご先、鼻先にも軽くチークを入れ、かわいらしさを演出する
最初に輪郭に入れたシェーディングを、チークの上から再び軽く重ねる
リップ
使用製品:グロウフィクシングティント #2メロウピンク
リップブラシを使い、内側から塗り広げる
完成!
ソオク先生のTIPまとめ
- ベースメイクの後、まずシェーディングを入れる。カラーメイクに入る前に、顔のパーツの輪郭を整えておく
- アイシャドウはまずスキントーンに近いベースカラーを広く敷く
- アイラインはアイシャドウで描く
- マスカラは2回に分けて塗る