昨年頃から韓国で大流行中のヘアスタイル、レイヤーカット(레이어드컷)。レイヤーカットとは、段差をつけるようにカットしたヘアスタイルのこと。ボブからロングまで長さを問わず挑戦でき、軽やかさや動きを与えられるうえ小顔効果まであるという最強のヘアスタイルです。
韓国芸能人でもレイヤーカットに挑戦している人はかなり多く、女優ハン・ソヒやDIA出身チョン・チェヨン、Red Velvet ジョイ、ウェンディ、IU、ソンミ、LE SSERAFIM キム・チェウォン、IZ*ONE出身 チョ・ユリ、NewJeans ハニ、aespa カリナなど、数多くの有名人が様々なスタイルのレイヤーカットを披露しています。
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— dia pics (@doitamazingpics) December 16, 2020
今回は韓国のイメージコンサルタントSlbt(シャーロックビューティー)の解説を参考に、レイヤーカットが特に似合う人の特徴について紹介します。
韓国現地で特にレイヤーカットが似合っていると話題を呼んだのは、女優ハン・ソヒと歌手ペク・イェリン。この2人から、レイヤーカットが特に似合う人の特徴について分析していきます。
レイヤーカットが似合う人の特徴 カギとなるのは「あご」!?
韓国レイヤーカットの代表格とも言えるハン・ソヒ。彼女の顔の比率を見てみると、上・中・下顔面の比率が0.96:0.84:1と、中顔面が短く、下顔部が長め。
あごのラインが鋭く、あご先が左右非対称になっていることもあり、特に下顔部に視線が行く輪郭です。このような輪郭は一般的に女性より男性に多く見られるのですが、ハン・ソヒはこの中性的な下顔部のおかげで彼女特有の神秘的なイメージを出しています。
このように、下顔部(特にあご)に特徴がある輪郭の人は、あごが強調されすぎない、あごを短く見せたり印象を軽減できるようなヘアスタイルを選ぶことで、その魅力を最大限に発揮できます。
そこでおすすめなのが、レイヤーカット。レイヤーなしのヘアスタイルにすると、髪の流れに沿って視線が真下に流れるため、それに伴ってあごが長く見えてしまう傾向があります。レイヤーを入れ、毛先に動きを付けることで視線が上方向に誘導されるため、あごが短く見えるようになるのです。
タンバル×レイヤーカットは避けて!
また、ハン・ソヒは顔の長さがかなり短いタイプ。このようなタイプは、ロングヘアのレイヤーカットが特におすすめです。というのも、タンバル(ボブ)にレイヤーを入れてしまうと視線が上に上がりすぎてしまい、顔が太って見えたり窮屈な印象になってしまうのです。
ロングヘアにレイヤーカットを入れることで、顔の長さはキープしてすっきりした印象を残しつつ、下顔部だけをカバーすることができます。
レイヤーカットはイメージやファッション問わずおすすめ
歌手のペク・イェリンも、ハン・ソヒと同じく全体的な顔の長さは短めな一方で下顔部は少し長め。おでこが狭いこともあり、全体的な重心が下にある顔です。2人は顔のタイプや着こなすファッションが異なりますが、レイヤーカットはそれらを問わずどんなイメージにも似合わせることができるヘアスタイルです。
ペク・イェリンは、エクステでさらに髪を伸ばしレイヤーを増やすことで、彼女特有の抜け感のある、自然でクールなイメージを演出しています。
私にはレイヤーカットは厳しいかも・・ 対処法を紹介
以上の輪郭タイプに当てはまったものの、髪質や毛量の問題でレイヤーカットが難しい人もいらっしゃるかと思います。そんな人は、レイヤーカットと似た効果を発揮するサイドバングや顔周りの毛を作ることをおすすめします。
以上、レイヤーカットが特に似合う人の特徴を解説しました。当てはまった人はぜひ次のヘアスタイル候補にレイヤーカットを入れてみてくださいね。スタイル例をたくさん見たいという方は、Instagram等で #레이어드컷 で検索! 韓国現地の最新レイヤーカットを調べることができます。