溶けるような暑さが続くこの季節、髪を結ばないと暑くて仕方ないですよね。でも自分が髪を結ぶと顔が大きく見えて似合わない、なんだか貧相に見える.. と感じてアップスタイルをあきらめてしまっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、K-POPアイドル御用達のヘアメイクサロン「Bit&Boot」の代表を務め、BTS(防弾少年団)やEXOなど数多くのK-POPアイドルたちのヘアスタイルを担当しているプロのスタイリスト パク・ネジュさんが解説した、「輪郭や頭の形をカバーするきれいなポニーテール」を紹介します。
自身の輪郭や頭の形を把握し、それに合わせたちょっとした工夫をするだけで見違えるようにポニーテールが似合うようになるんです! 早速以下でチェックしていきましょう。
輪郭別・おすすめのポニーテールの結ぶ位置
丸顔・ひし形輪郭
丸顔やひし形輪郭(頬骨が張っている)の人は、うなじのすぐ近くの低い位置で結ぶローポニーテールがおすすめ。低い位置で結ぶことで縦のラインが強調されるため、顔の丸みが緩和されます。
顔が縦に長い人
顔が縦に長い人は、後頭部辺りの位置で結ぶミディアムポニーテールがおすすめ。ローポニーテールは避けるのがベターです。髪のボリュームが抑えられてしまうため、貧相なイメージになってしまいます。
逆三角形型の輪郭の人
頭のハチが張っていて、あご先はシュッとしている逆三角形型の輪郭の人は、かなり高い位置で髪を結ぶハイポニーテールがおすすめ。
逆三角形型の輪郭は頭の幅に比べ顔が小さく見えるタイプのため、結ぶ位置を間違えるとそれがさらに強調され、カツラを被ったような違和感が出てしまいます。ハイポニーテールであれば、ハチをカバーしながら顔の小ささを強調させることができます。
ハイポニーテールをする時は、頭を下げた状態で結ぶのはNG。後頭部の皮膚が伸びた状態で結ぶと、普通の姿勢に戻った時に後頭部の髪が盛り上がってしまいます。上を向いて結びましょう。
輪郭別・髪を結んだあとのスタイリングの注意点
丸顔・ひし形輪郭
丸顔タイプは、耳周辺の髪に適度なボリュームを与えるのが重要です。耳周辺の髪をぴったりと留めたままセットしてしまうと、顔のラインがむき出しになるため顔の丸みや頬骨が目立ってしまいます。耳に軽く被るくらいの髪を出してスタイリングすることで、輪郭をカバーしながらアップスタイルを似合わせることができます。
サイドバングがある人は、それに繋がるように耳横の髪を出すとより輪郭がきれいに見えます。
全輪郭共通(特にロー/ミディアムポニーテールをする場合)
髪をただひとつに結ぶだけでは、あまりにもすっきりしすぎているためどこか物足りない印象になります。ハチが張っている人や頭頂部にボリュームがない人は、その頭の形がそのまま露出されてしまいます。
そのため、アレンジとしてのひと工夫かつ頭の形をカバーするための工夫として、指で髪の束を少しづつほぐしたり、コームを髪の内側から入れて軽く引っ張ったりしてトップ部分にボリュームを与えることが必須です。
以上のポイントを押さえれば、ポニーテールが格段に似合うようになること間違いなしです。ぜひ参考にして、アップスタイルのヘアアレンジを楽しんでくださいね。