最近のK-POPアイドルの間では、長くくっきりしたアイラインとまつ毛、明るくキラキラしたアイシャドウに大きめのグリッターが散らされているアイメイクが流行中。IVE チャン・ウォニョンなど華やかで優雅かつかわいらしいイメージを持つアイドルたちがよく施されているメイクです。
しかしこのアイメイク、そのまま取り入れてしまうと目が腫れぼったく見えたり野暮ったい印象になってしまう人が、かなり存在するんです。本記事では、流行のアイドルメイクを取り入れる際、特に注意すべき特徴を持つ人について解説します。
※韓国のイメージコンサルタント ビューティー博士ウヒ先生の動画を参考に作成しています
アイドルアイメイクを取り入れる際にチェックすべきポイント
まず、アイシャドウを選ぶ前にチェックすべきなのがまぶたの構造。目の突出度と脂肪の付き方によって、選ぶべきアイシャドウが変わってきます。
女優ハン・ソヒを見てみると、眼窩上の骨よりも目が奥に入っています(奥目)。まぶたの脂肪は多くなく、まぶたの厚みは薄めです。
一方、シン・ミナを見てみると、眼窩上の骨よりも目が前に突出しています(出目)。まぶたの脂肪が少しあり、まぶたは厚めです。
この2人の写真を並べて見てみると、眼球の突出度とまぶたの厚みの違いがよくわかりますよね。
アイシャドウの選び方
この違いを理解した上で、アイシャドウのカラーを選んでいきます。色には、「後退色」と呼ばれる視覚的に実際の距離よりも遠くにあるように見える色と、反対に手前に飛び出して見える「進出色」という概念があります。一般的に、暗く固く冷たい寒色が後退色、明るく柔らかく温かい暖色が進出色と呼ばれることが多いです。
これをアイシャドウに応用すると、
- 明るく暖かい進出色のアイシャドウ➡目にボリューム感が生まれ、愛らしさを表現できる
- 暗くくすみのある後退色のアイシャドウ➡魅惑的で落ち着いた目元を演出できる
といったように対照的なイメージを演出することができます。
出目タイプ/まぶたが厚いタイプのアイシャドウの選び方
しかし、元々目が突出していたりまぶたの脂肪が多い人が進出色のアイシャドウを塗ると、目元にさらにボリューム感が加わり腫れぼったく見えてしまいます。そのため、こういったタイプの人は落ち着いたブラウンやベージュカラーでまず目のボリュームを抑えてから次の段階に進むことをおすすめします。
どうしても明るいピンクなどの進出色をまぶたに塗りたいという場合は、薄くほのかにのせるか、ベージュカラーと1:1でミックスして使用すると、腫れぼったさを抑えつつ進出色のアイシャドウを似合わせることができます。または、ポイントカラーとしてアイラインのように使ってしまうのもよい方法です。
奥目タイプ/まぶたが薄いタイプのアイシャドウの選び方
一方、目が奥に入っていたり、まぶたの脂肪が少ない人が落ち着いた暗いカラーのアイシャドウをのせてしまうと、目がより奥まって(くぼんで)見えてしまいます。スモーキーメイクやシックなメイク等、あえて目元をくぼませて奥深いイメージを与えたい訳ではないならば、進出色のアイシャドウ(おすすめは薄いピンクカラー)をのせることで目元にボリューム感を与え、くぼんだ目元をカバーしてあげることでより健康的かつ明るくかわいらしい印象を与えることができます。
ここで注意すべき点は、ノーズシャドウ。せっかくピンクカラーで目にボリュームを与えたのに、鼻根のノーズシャドウを濃く入れてしまっては意味がありません。なるべく彫りの深さが出ないよう、鼻根のノーズシャドウは薄く入れましょう。
グリッターの選び方
グリッターには、粒子が小さいシマータイプと粒子が大きいタイプの2種類があります。
目が突出していたりまぶたの脂肪が多い人は、グリッターを選ぶ際に注意が必要。粒子の細かいシマータイプは、まぶた全体にのせてしまうと目がさらに腫れぼったく見えてしまいます。
シマータイプよりは、粒子がある程度見える大きめパールを選び、まぶた全体ではなく中央、目頭、涙袋にポイントとしてのせることをおすすめします。
以上、目が腫れぼったく見えない/奥まりすぎないアイメイクのポイントを紹介しました。OdiOdiではK-POPアイドルや、韓国の芸能人の「美」に関する記事を、たくさん執筆しています。関連記事も下に掲載しているので、ぜひチェックしてみてください!