アイドルや女優などのメイクアップ解説を見ていると、アイメイクの最初は必ずと言ってもいいほど「まず粘膜を埋めていきます」というワードから始まりますよね。それに従って自分も粘膜を埋めてみたけれど、目がくっきりするどころかむしろ目が小さく見える・・ という経験をしたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか。
その原因は、メイクの技術ではなくあなたの目の形にあるかもしれません。今回は韓国のビューティーコンサルタント RareLeeの解説を参考に、粘膜ラインを埋めない方がいい人の特徴について紹介します。
粘膜ラインってどこに引くの?
まず、粘膜がどの部分を指すのかおさらいしていきましょう。本記事で指す粘膜とは、まぶたを裏返したときに見える部分ではなく、目を開けて正面から見たときに見えるまつ毛の生え際のことを言います。
正面から見たときに見えない部分は、埋める必要はありません。目の中にアイラインのインクが入ってにじんでしまうだけでなく、感染症の原因にもなり得るので、無理にアイライナーを当てないよう気を付けてください。
粘膜ラインを埋めない方がいい人の特徴① まつ毛が濃い人
まつ毛が隙間なくぎっしり生えている人は、粘膜を埋めない方がよいです。埋めない方がよいというよりは、濃いまつ毛がすでにアイラインの代わりになっているため埋める必要がありません。もっと目をぱっちりさせたい! というときは、粘膜ラインではなくまつ毛メイクに力を入れることをおすすめします。
粘膜ラインを埋めない方がいい人の特徴② 眉毛と目の距離が近い人
眉毛と目の距離が近く、何もしなくてもすでに目元の印象が強い人(顔が濃い人)は、あえて粘膜を埋める必要はありません。無理に粘膜を埋めてしまうと、目の印象がさらに強くなり、窮屈に見えてしまいます。
粘膜を埋めてもっと目力をアップさせたい! という場合は、脱色や眉マスカラで眉毛のカラーを明るくし、目元の印象を和らげてから粘膜を埋めると、強くなりすぎずに目をぱっちり見せることができます。
反対に、眉と目の距離が遠い、眠そうな目だと言われる・・ という人は、粘膜を埋めるのがおすすめ。目の印象が強くなり、はつらつとしたイメージを演出することができます。
粘膜ラインを埋めない方がいい人の特徴③ 二重幅が狭い人
二重幅が狭い場合、粘膜を太く埋めることでさらに二重幅が狭く見え、少し窮屈に見える目元になってしまいます。
この場合、あえて粘膜は埋めずに目尻のアイラインのみ描くことをおすすめします。二重幅を活かしつつ目尻のアイラインでさらに目力をアップできます。
以上、粘膜ラインを埋めない方がいい人の特徴を3つ紹介しました。粘膜ラインは、必ずしも必要なわけではありません。自分の顔立ちをしっかり把握して、必要のないメイクはあえて放棄するのも垢抜けへの大切な一歩です。