人気歌手チョンハの最新曲「PLAY」のミュージックビデオには、彼女の魅力がたくさん詰まっているが、中でも「メイク」は欠かせない要素。彼女のメイクを担当しているメイクアップアーティストが、MVに登場するメイクについて解説している。
청하 (CHUNG HA) – ‘PLAY (Feat. 창모 (CHANGMO))’ M/V
Allure Koreaのインタビューに登場したメイクアップアーティストのチョン・ウヌさんは、チョンハのメイクを担当している。インタビューの中で、チョンさんは今回のMV「PLAY」に登場するメイクのイメージや誕生秘話、チョンハをメイクするときのコツなどについて解説した。
今回のMVのメイクは「ラテン」「花」「赤」を意識し、特にチョンハさん直々に「今回は赤をやりたい」という希望から、全てのメイクを「赤」を中心に考えたという。
MV中に多く登場する「花」をイメージしたメイクは、花が持つ美しさをチョンハのメイクに反映し「花の中の王、チョンハ」というイメージにしたと話した。ドレスに使われている花びらの色に合わせた色に統一したメイク、花から作った色水からインスピレーションを受けた色使いや塗り方を意識したという。
チョンハが真っ赤なラテン風のドレスを着たシーンは、今回のメイクのコンセプトの一つである「赤」が最大限に生かされる部分で「伝統的なスモーキーレッドメイク」に仕上げたと話した。
真っ赤なドレスに、真っ赤なマットのリップ、アイシャドウにも強烈な赤いシャドウを使い、赤の持つ「強さ」が意識されたメイクだ。
特にアイメイクでは、赤の補色である緑をベースにした「青緑」のアイペンシルを使い、目の下の粘膜を埋めた。赤と青緑を混ぜることで、絶妙な雰囲気を演出することができるのだという。
チョンハのメイクで最も印象的なのは、やはりまつ毛だろう。程よい束感と天まで届きそうな長いまつ毛は、彼女のまつ毛の毛質とメイクの技術によって生まれているという。
チョンさんによるとチョンハのまつ毛は「とっても濃く、とっても直毛、とっても長い」のが特徴だという。
長く直毛なまつ毛は、コントロールを上手にすることが大事で、丁寧なメイクが必須だそうだ。1時間メイクするとしたら、そのうちの15分をまつ毛だけにあてているという。
チョンハのまつ毛にするために必要なものは「ビューラー」「部分ビューラー」「マスカラ」「ライターで炙った竹串」だ。
ビューラーで丁寧にまつ毛を上げた後、さらに部分ビューラーで上がりきっていない部分のまつ毛もキレイにあげる。カールしたまつ毛を維持するために、マスカラを均一に丁寧に塗り、マスカラが多くついてしまった部分やカールが不自然になってしまった部分に、ライターで炙った竹串を使って優しくなぞっていく。
マスカラと竹串の行程は何回かに分けて行うことで、よりまつ毛の印象を強くすることができる。マスカラを塗る際にもコツが必要で、チョンさんはチョンハのマスカラを塗るときは「櫛でとかすようなイメージ」でやっているという。
キレイなチョンハのまつ毛のためには、丁寧な作業と多くの道具、そして何より時間が必要だ。
マスクが必須の今だからこそ、マスクをつけても常に見える「目元」の印象がより大事になってきている。より印象的な目元を作るためにも、チョンハのまつ毛の作り方をマスターしてみてはどうだろうか。
ほかにもチョンハのメイク担当がMVのメイクを解説!
OdiOdiをフォローして最新情報をGET!OdiOdiのSNSではくまさん🐻。独学で韓国語を勉強し、大学進学後、周りに外国人学生が多い環境を生かし英語や韓国語の実力を磨く。大学在学中に韓国の有名大学に1年間、交換留学生として留学。「根っからのオタク気質」を生かしたサーチ力と情報力の多さが長所。パーソナルカラーは「ブルーベース冬(ブルベ冬)」。パーソナルカラーを知ったことを機に、さまざまなイメージコンサルティングに興味を持っている。