K-POPアイドルといえば、高いパフォーマンス力とビジュアルが特徴として挙げられると思いますが、ユニークなメイクも、人々を惹きつける要素の一つではないでしょうか。
特にK-POPアイドルは、曲やアルバムの世界観やコンセプトがユニークで、それぞれがしっかりとしたビジョンを持っているため、その世界観やコンセプトに合わせたメイクを施したアイドルたちは、まさに「芸術」と呼べるでしょう。
今回は、ネチズン（ネット民）たちが選んだ「K-POPアイドルメイクアップ ベスト5」を紹介していきます。どのメイクも、アイドル自身の素材を最大限に生かしつつ、曲の世界観を反映した素敵なメイクです！
VIXX 「ON AND OND」
2013年に発表されたVIXXの「ON AND OND」。それまで「隣に住んでいるイケメンなお兄さん」コンセプトで、明るく元気な曲が多かったVIXXですが、この曲でガラリとイメージを変え、当時は「ゾンビダンス」と、この濃くて印象的なメイクでK-POPファンの注目を浴びました。
音楽番組の活動では、この濃いメイクに加えて奇抜な色のカラーコンタクトを使用し、モンスターのようなビジュアルを披露しました。
「ON AND OND」のメイクは、アイブロウをしっかりを描くことで、曲のコンセプトである「力強さ」を演出しています。また、アイシャドウに黒や濃い青、グレーを使った「スモーキーメイク」をベースに、ストーンやメタリックグリッターを、涙袋の下やこめかみの部分にのせることで、曲の「ダークコンセプト」を最大限に発揮しながら、華やかさを演出したメイクになっています。
10月にはハロウィンがありますが、VIXXの「ON AND OND」メイクは、マスクをしていても映えるメイクなので、これを機にチャレンジして見てはどうでしょうか。
MONSTA X 「Beautiful」
2017年に発表されたMONSTA Xの「Beautiful」は、タイトル通り「美しい」と言うにふさわしいコンセプトのティーザーが、曲の公開前から話題を集めていました。メンバーそれぞれが、幻想的な「美」を見せる中、ネチズンが選んだ「K-POPアイドルメイクベスト5」に選ばれたのは、ミニョクのティーザーフォト。
耳から首筋、鎖骨、肩にかけて、贅沢に光り輝くシルバーのグリッターラメが印象的なティーザーフォト。グリッターラメの輝きを邪魔しないように、最小限に抑えられたアイシャドウとリップとの相乗効果が抜群です。まさに「Beautiful」という曲のコンセプトにバッチリなメイクでしょう。
SEVENTEEN Fear
「Fear」は、SEVENTEENがデビュー後初めて挑戦した「ダークコンセプト」の楽曲。これまでの爽やかな印象とは打って変わって、大人のセクシーさを魅せたこの曲で一際、注目を浴びたメイクがこちら。
白の背景に、白髪、白いトップスを身にまとったジョンハンが、手についた「赤」のリップを無造作に塗り広げたこのメイク。MV内に登場するこのルックは、MV全体がモノトーンと赤を基調にした構成になっている中で、インパクトを与えるものになっています。
「病的」とも言える白さを演出した上で、ジョンハンの手によって突然と現れる「赤」は、まさに曲のコンセプトである「毒」を彷彿とさせます。
さらに、MV内では色の特殊効果を使った演出もされているので、気になる人はチェックしてみてください。
BLACKPINK 「How You Like That」
BLACKPINKの「How You Like That」は、メンバー別の個人コンセプトティーザーが公開されるや否や、たちまち彼女たちの個性的なメイクが話題を呼びました。
それぞれの顔の特徴やイメージなどを生かしながら、「How You Like That」のコンセプトに合ったユニークでガールクラッシュな印象が感じられるメイク。近年のK-POPアイドルメイクの王道メイクである「ストーン」をつけたり、涙袋に目立つようなカラー入れたりといったトレンドはしっかりと抑えた、ベーシック X トレンドメイクですね。10月にはカムバックする彼女たちですが、今回は一体、どのようなメイクで登場するのでしょうか。今からすでに楽しみです。
EXO Obsession
歴代のEXOミュージックビデオでも完成度の高い作品として、ファンから愛されている「Obsession」のミュージックビデオと、それに先立って公開された個人ティーザーに登場するメイクは、これまでのEXOの印象をガラリと変えるものではないでしょうか。
メンバーそれぞれが系統の異なるメイクをしているのにもかかわらず、どこか統一感を感じられるのは、やはりEXOだからなのでしょうか。殴り合いの喧嘩をした後のような生々しい傷をモチーフにしたメイクや、奇抜なカラーレンズ、顔を横断するチェーンのアクセサリーまで、「Obsession（強迫観念）」という意味にふさわしくダークなコンセプトで、一度見たら忘れられない印象的なメイクですね。
まとめ
今回は、K-POPネチズンが選んだ「K-POPアイドルメイクアップ ベスト5」を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。どれも個性的で、それぞれのMVの世界観を広げる素晴らしいメイクでしたね。みなさんのお気に入りのK-POPアイドルのメイクはあったでしょうか。今後もK-POPアイドルたちのメイクには注目です！
OdiOdiのSNSではくまさん🐻。独学で韓国語を勉強し、大学進学後、周りに外国人学生が多い環境を生かし英語や韓国語の実力を磨く。大学在学中に韓国の有名大学に1年間、交換留学生として留学。「根っからのオタク気質」を生かしたサーチ力と情報力の多さが長所。パーソナルカラーは「ブルーベース冬（ブルベ冬）」。パーソナルカラーを知ったことを機に、さまざまなイメージコンサルティングに興味を持っている。
