ダイエットをしていると「太りそうな食材」を避けるようになります。実はダイエットの“敵”だと避けられがちな食材の中には、科学的に太りやすい食材ではないと証明されているものがあります。
ダイエッターの間で、太りそうだと誤解されている食材をご紹介します。
ダークチョコレート
チョコレートの原料であるカカオは、世界三大の「抗酸化食材」です。これは肥満な人に多い活性酸素を効果的に排除してくれます。さらに、食欲を抑えてくれる効果もあるので、食べ過ぎてしまう人には長期的な体重減少に役に立つのです。
《研究》3週間、糖質制限の食事をしつつ、カカオ分82%のチョコレートを毎日42gずつ摂取したグループAと、糖質制限のみを行ったBを比較
《結果》グループAの体重減少が確認できた
《オススメな食べ方》カカオ82%以上のチョコレートを食べる
人気ガールズグループ、IZ*ONEのウォニョンは「カカオニブ」を持ち歩いているそうですが、これはカカオ豆をロースト(焙煎)し、細かく砕いたものなので同様のダイエット効果を得られます。
塩
塩は、摂取しすぎるとむくみの原因になりますが、いくら食べても太らない“無機質”に分類され生命維持と脂肪燃焼に必要不可欠です。とくに、糖質制限中にはナトリウムが不足するので積極的に摂取することが大切になります。
ナトリウム摂取を減らすと、コレステロール値2.5%、中性脂肪を7%増加させてします。
キムチ
キムチは辛くしょっぱいため、ダイエット中には避けがちです。しかし、キムチ100gには糖質が2gしか入っていなく、お通じを良くする食物繊維は4.6gも入っています。さらに、発酵するとビタミンと無機質が増加して100億匹以上の乳酸菌が含まれます。実はキムチは、完璧に近いダイエット食材なのです。
《研究》1日にキムチ210gを食べるグループAと、15gだけ食べるグループBの血糖値を比較
《結果》グループAのコレステロール値が下がったことが明らかになった
《オススメな食べ方》7~50日間、発酵した生のキムチを毎日100g以上食べる
チーズ
チーズはカロリーが高そうなイメージがありますよね。しかし、種類によってカロリーは全く異なります。牛乳から発行して作り出されるチーズは牛乳よりも糖質が低く、ものによっては1g未満になることも多いです。
▼上から糖質、たんぱく質、脂肪、カルシウム
チーズは糖質が減る一方で、その他のたんぱく質、脂肪、カルシウムが増加します。最も不足しているといわれる栄養素の“カルシウム”を効率的に摂取することができるのは嬉しいですね。
《研究》食事をした後、片方のグループがサプリメントでカルシウムを摂取する
《結果》カルシウムを摂取したグループは体脂肪率が1kgも多く減った
《オススメな食べ方》チーズはモッツァレラチーズなど、80%以上ナチュラルチーズであるものを選ぶ🧀
サムギョプサル
サムギョプサル(豚のバラ肉)は、飽和脂肪酸よりも不飽和脂肪酸の方が多いお肉です。オリーブオイルに含まれるオレイン酸も豊富な特徴があります。オレイン酸には、善玉コレステロールを減らさずに、悪玉コレステロールだけを減らす効果があります。
さらに、糖質を体のエネルギーに変えてくれるビタミンB1も肉類の中で最も多く含んでいるので、白米などと一緒に食べなければ罪悪感を感じながら食べる必要はありません。
《研究》お肉やチーズで脂肪を摂取したグループAと、糖質制限をしたグループB
《結果》グループAは心血管疾患の確率が減少し、脂肪排出量の増加がみられた
《オススメの食べ方》抗生物質フリーの豚バラ肉を選び、野菜などと食べる
まとめ
ダイエッターの間で、太りそうだと誤解されて無条件に避けられている5つの食材をご紹介しました。
アジョン(Twitterネーム:ショタオタク隊長) 韓国語を独学で勉強し、高校3年でTOPIK5級を取得。高校卒業後は韓国有名大学の語学堂に入学し、最高級を卒業後に帰国した。K-POPアイドル全般に詳しく、趣味はこれから来そうなアーティストを見つけることだ。パーソナルカラーは「イエベ春」でInstagramでは「うさぎさん」として情報を発信している。