K-POPアイドルのメイクは、基本に照明が強いスタジオで、ちょうどよく見えるように色使いや濃さが調節されています。
音楽番組収録後のアイドルのセルカなどを見ても、デイリーメイクよりもかなりガッツリ💪🏻メイクしているのがわかりますよね。
K-POPアイドルのメイクを担当しているメイクさんによると、実は、音楽番組によって照明の強さや、カメラへの写り方がかなり違うのだとか。
音楽番組によっては、コントラストが強めに出たり、少しマットめに映ったりします。実はこうした色の質感などは、人によってマットの方がキレイに見えたり、くっきり見えた方が生き生きして見えたりなど、得意な映り方が違います。
そこで今回は、メイクさんが明かす、各音楽番組の写り方の違いについて見てみましょう。もしかしたら、自分の推しが「この番組すごい盛れる!」理由がわかるかも!
M COUNTDOWN
韓国のケーブルテレビ放送局Mnetの音楽番組「M COUNTDOWN」。K-POPアイドルなどカムバックしたアーティストが、初めて主演することが多い番組の1つです。
メイクさんが感じるM COUNTDOWNの特徴は「本物っぽく映る」というポイント。実際に会って見るものに一番近い感じでカメラに映るのがM COUNTDOWNなんだそう。
M COUNTDOWNはほかの放送局の音楽番組に比べて、照明の数が少なく、暗めのスタジオになっています。また、床や壁などのセットも、黒を基調とした作りになっているため、ほかの音楽番組より暗く映るようです。
ですが、こうした暗さが、逆にカメラに映る映像をより本物っぽい、現実に近い色や質感に仕上げています。
Music Bank
韓国のテレビ放送局KBSが放送している音楽番組「Music Bank」。Music BankもM COUNTDOWNと似た雰囲気だそうで、照明の数が多くなく、落ち着いた雰囲気に映るそうです。
逆に、M COUNTDOWNと違うポイントは、人物がハッキリと映るということ。アップで映ったときに、Music Bankの方が色の違いや質感といった部分がくっきりと出るイメージなんだそう。
人気歌謡
韓国のテレビ放送局SBSが放送している「人気歌謡」という音楽番組は、メイクさんたちの間で「キレイに映る」と評判のようです。
M COUNTDOWNやMusic Bankに比べて、撮影された映像を見ると、まるでカメラのフィルターをかけたような、ふんわりとした映像になっているとのこと。
確かに、人気歌謡のファンカムやステージ動画を見て見ると、ほかの音楽番組よりもアイドルたちの肌の質感が少しマットめに感じられます。
MBC系
韓国のテレビ放送局MBCのメインチャンネルで放送されている「ショー!K-POPの中心(쇼! 음악중심)」や、MBCの有料ケーブル放送局MBC Plusで放送されている「SHOW CHAMPION」は、メイクさんたちの間で「1番照明が強い音楽番組」なんだそうです。アイドルたちを照らす照明自体が強いのもあるのですが、ほかの音楽番組と違うのがLED板の多さ!
韓国の音楽番組では欠かせないLED板。曲の雰囲気などに合わせて、映像を流すスクリーンのことです。セットの壁にはもちろんのこと、床にまで使われている場合もあります。
MBC系で放送されている音楽番組の場合、ほかの音楽番組比べてこのLED板の数も多く、面積も広いため、自然と照明が強い状態になっているんだとか。
そのため、照明の強さでメイクの色などが飛んでしまうので、他の音楽番組よりもメイクは濃く仕上げているそうです。特にシェーディングは、何回も塗り直しているようです。
まとめ
いかがだったでしょうか。実際に見比べて見ると、音楽番組ごとに映り方がかなり違うことがおわかりになると思います。
音楽番組ごとに、自分の推しグループに「映える」メンバーがいれば、もしかしたら、今回紹介した映り方の違いで、より盛れているのかも・・・!みなさん、自分の推しがどの音楽番組、どういう映り方が一番盛れているのか研究してみてはどうでしょうか?
OdiOdiでは、K-POPアイドルやアーティストに関するメイクやコスメ、ダイエットやファッション情報をお届けしています。みなさんが気になる情報がありましたら、Twitterのハッシュタグ「#教えてOdiOdi」にて教えてください。編集部が毎日チェックしているので、もしかしたらあなたの気になることが記事になるかも・・・!
OdiOdiのSNSではくまさん🐻。独学で韓国語を勉強し、大学進学後、周りに外国人学生が多い環境を生かし英語や韓国語の実力を磨く。大学在学中に韓国の有名大学に1年間、交換留学生として留学。「根っからのオタク気質」を生かしたサーチ力と情報力の多さが長所。パーソナルカラーは「ブルーベース冬(ブルベ冬)」。パーソナルカラーを知ったことを機に、さまざまなイメージコンサルティングに興味を持っている。