OdiOdiでも、これまでたくさん紹介してきたK-POPアイドルが使用した韓国コスメ。
最近では、日本でも簡単に韓国コスメの新作が手に入るようになりましたが、日本語でのレビューが少ない商品もありますよね。特に韓国コスメは買う前に実物を見ることが難しいこともあって、SNSなどでのレビュー投稿が大事になってきます。
そこで今回は、日本に上陸していない韓国コスメのSNSレビュー投稿が簡単に探せるような、韓国語のSNSのハッシュタグを一気にご紹介していきます。
基本編
コスメレビューだけでなく、メイクのチュートリアル動画などを探すのにもおすすめなハッシュタグをご紹介します。
#메이크업
「メイクアップ」をハングル表記したもの。コスメのレビュー投稿にはもちろん、メイクのチュートリアル動画にも必ずと言っていいほどついているハッシュタグの1つです。
메이크업の前に아이を付ければ、アイメイクというハッシュタグに、립を付ければリップメイクというハッシュタグになります。
#코덕 #코덕스타그램 #코덕그램
코덕とは、韓国語でコスメオタク(→코스메 덕후)を意味する単語を省略してできた造語。스타그램/그램とは、日本語の〇〇スタグラムや〇〇グラムといったような、人気SNS、Instagramから生まれた造語の韓国語版です。
コスメに関係する投稿であれば、幅広く付けられているハッシュタグで、ハッシュタグ検索のページを開けば、物欲が上がってしまうこと間違いなし!
新作以外のコスメ紹介の投稿にも付けられているハッシュタグのため、新作だけでなく、長く愛されているコスメを見つけることができるかもしれません。
#아이섀도우 #아이팔레트
アイシャドウ、アイシャドウパレットを探したい時にオススメのハッシュタグ。下に紹介している추천という単語と組み合わせることで、オススメのアイシャドウ/アイシャドウパレットを探すことができますよ。
#립 #틴트
リップ、ティントをハングル表記したもの。下に紹介している추천という単語と組み合わせることで、オススメのリップ/ティントを探すことができます。
#추천
日本語に直訳すると推薦となりますが、韓国語ではもう少しくだけたオススメという意味で一番使われる単語です。
#추천だけだと、コスメ以外にもさまざまなオススメをする投稿が出てくるので、上で紹介したコスメのアイテム名を추천の前に入れて#〇〇추천という形にすると、特定のアイテムだけのおすすめを探すことができます。
発展編:パーソナルカラー
近年、日本・韓国ともに急激に認知度を上げたパーソナルカラー。自分に似合う色を使うことで、顔色をよく見せたりすることができるということで、コスメ好きの間では自分のパーソナルカラーにあったコスメを探して買う人も多いです。
最近の需要の高まりを受けて、パーソナルカラーの資格を持ったアナリストの方がコスメを「この色は〇〇向けの色です」といった形で情報を発信しています。
OdiOdiを読んでくださっているみなさんの中でも、こうした情報を使ってコスメを買っているという人もいらっしゃるのではないのでしょうか?
日本語で発信されているパーソナルカラー分類の投稿だと、韓国コスメの割合はあまり高くないかと思います。下に紹介するのは、韓国語で「この色は△△におすすめの色」といった投稿を見つけやすくしてくれるハッシュタグです👍🏻
- #웜톤
日本語でイエローベースを指す単語で直訳すると「ウォームトーン」。ざっくりと調べたいときに便利なハッシュダグ- #봄웜톤:イエローベース春(イエベ春)
- #가을웜톤:イエローベース秋(イエベ秋)
- #쿨톤
日本語でブルーベースという意味の単語。夏や冬といったグループ関係なくざっくりブルベで調べたいときに🙆🏻♀️- #여름쿨톤:ブルーベース夏(ブルベ夏)
- #겨울쿨톤:ブルーベース冬(ブルベ冬)
日本と韓国では、パーソナルカラーの診断に使う色の規格が違うことがあるため、韓国語で上のハッシュタグなどで紹介されている「〇〇にオススメの色」と表記されていても、日本のアナリストの方の分類と異なる場合があります。
レビュー形態
2020年から、韓国では商品レビューなどのSNSや動画投稿において、その商品をレビューすることで金銭的な利益が発生するものなのかどうかを明確に表示しなければいけなくなりました。
つまり、Aという商品を紹介することで企業からの報酬を受け取ることになるのかどうかを、投稿のわかりやすい部分に表示しなければいけないということです。
そのため、コスメをはじめとしたさまざまな商品レビュー投稿などに、ハッシュタグを使ってレビュー形態(有料広告なのかどうか)を表示する場合が多くなりました。
下に紹介するのは、このようなレビュー形態を表すハッシュタグの一部です。
韓国でも表示が義務化されてから日が浅いこともあり、それぞれの用語の定義が人によって違う場合があります。今回は、代表的な意味をご紹介していきますが、ここで紹介した意味とは違う使い方をしている人もいますのでご注意ください!
#리뷰
レビューをハングル表記したもの。レビュー投稿が無償・有償に関係なく付けられていることが多いハッシュタグです。上に紹介した아이섀도우や립などの単語を組み合わせて#아이섀도우리뷰や#립리뷰というハッシュタグにすると、アイテム単体のレビューを探すことができます。
#광고 #유료광고
日本語で広告・有料広告を意味する単語で、これが表記されている場合、商品を紹介することで企業からの報酬が入ることを意味しています。
このタイプのレビュー投稿は、企業のチェックが入っていることが多いため、商品の特徴がしっかりと伝わるような写真や映像が使われています。購入する前に実物を見て確かめることが難しいは、こうしたレビューを参考にしてみるといいかもしれません。
投稿本文の上の方に#광고の表記
#제공
日本語で「提供」を意味する単語。韓国のオンライン広告の場合、企業などがレビューを目的としないで個人に商品をあげる場合に使われることが多いです。
簡単に言うと、商品提供者が「この商品良いから使ってみてください。お金はあげないのでレビュー投稿はしてもしなくてもいいです」といった場合に使われます。
提供された商品に対してレビュー投稿をするかどうかは、レビューを投稿する人の判断になります。
このハッシュタグは、新作のコスメレビュー投稿に付けられてることが多いので、「韓国で発売されたばかりだけど、どんな商品なのか見てみたい」と言う場合にオススメのハッシュダクです。
#협찬
韓国のオンライン広告では、上で登場した#제공と一緒に使われることが多く、基本的には#제공と同じような意味で使われます。
#제공と#협찬は、それぞれ商品を意味する제품と組み合わせて、#제품제공や#제품협찬という形で使われることもあります。
K-POPアイドルや韓国俳優のメイクを担当するメイクさんの中にも、このハッシュタグと共に商品レビューをSNSなどに投稿している方もいます。
投稿本文の上の方に#제품협찬のハッシュタグ
#내돈내산
「自分のお金を出して自分が買ったもの(韓国語:내 돈 주고 내가 산 물건)」を省略した造語。韓国で広告や商品提供の表示が義務化される前から、広告や商品提供を受けていないことをアピールするために使われているハッシュタグ。
このハッシュタグが付けられているレビュー投稿は、自分のお金を使って買った商品をレビューしてることもあって、良い面も悪い面も正直に伝えるレビューが多い印象です。
メイクさんのSNS投稿で見られる#내돈내산アイテムは、仕事の関係でコスメの提供が多いメイクさんが、わざわざ自分のお金で買いたいほど良いアイテムである確率が高いので要チェックです!
投稿本文の上の方に#내돈내산のハッシュタグ
まとめ
今回は、SNSなどのレビュー投稿で使われている韓国語のハッシュタグをまとめてご紹介しました。
日本でも探しやすくなった韓国コスメレビューですが、日本ではまだあまり有名ではない韓国コスメや、韓国で出たばかりの新作コスメのレビューを探している人は、ぜひ参考にしてみてください
OdiOdiでは、K-POPアイドルやアーティストに関するメイクやコスメ、ダイエットやファッション情報をお届けしています。みなさんが気になる情報がありましたら、Twitterのハッシュタグ「#教えてOdiOdi」にて教えてください。編集部が毎日チェックしているので、もしかしたらあなたの気になることが記事になるかも・・・!
OdiOdiのSNSではくまさん🐻。独学で韓国語を勉強し、大学進学後、周りに外国人学生が多い環境を生かし英語や韓国語の実力を磨く。大学在学中に韓国の有名大学に1年間、交換留学生として留学。「根っからのオタク気質」を生かしたサーチ力と情報力の多さが長所。パーソナルカラーは「ブルーベース冬(ブルベ冬)」。パーソナルカラーを知ったことを機に、さまざまなイメージコンサルティングに興味を持っている。
投稿本文下の方に#립틴트のハッシュタグ